社長コラム

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Brain Wave Spirits

第11話 時間の表彰台

2004年6月6日 日曜日
FD第3戦の本戦。
僕の友人、S君は3番グリッドからのスタートだ。
鈴鹿は朝から雨模様で、タイヤのチョイスがかなり難しい。
結局、S君はユーズドタイヤを選んで臨むことになった。
フォーメーションラップを終えて、いよいよだ。
この瞬間はシビレル・・・。
シグナルが点灯し、エンジン音が高まる。
GO!
第1コーナーを目指し、各車がせめぎ合う。
好スタートと強気の突っ込みで、 S君が第1コーナーで2位に浮上する。
関係者の歓喜の声。
スタートして直後だが、優勝したかのような気持ちになる。

ところが・・・
どうもマシンの調子があがらない。
ラップを重ねるごとに順位を落としていく・・・
タイヤのチョイスというよりも、エンジンに何か異常があるかのように、 ストレートで伸びがない。
後続車が容赦なくS君に襲い掛かってきてはパスしていく。
結局、5位でチェッカーを受けて入賞はしたが、なんだか残念なレースだった。
この時点でシリーズポイントは24点で4位。
まだまだチャンスはある。次回に期待だ。
レース終了後のチェックで、やはりエンジンにトラブルが発生していたことが判明し、 さらに悔しさが倍増。
僕はチームのみんなと少々暗い雰囲気で名古屋駅に向かい、 味噌カツ弁当と赤福を買って、一足先に新幹線に乗り込み東京へ。

レースでは毎回、本当に熱くなる。
ドライバーに各々の夢を託して、みんなが一つになる。
どんなプロジェクトであれ、 誰かがそれを背負って立つならば、 みんなが全力でそいつをサポートする。
結果はどうであれ、一つのことに共に苦しみ魂を燃やし、 生きた時間を共有した者達だけが味わえる一体感と充足感。

共に真剣に生きた者達だけに与えられる他者との一体感は、 なんとも言えないものがある。
時間が与えてくれる、がんばった者達へのご褒美だ。
この瞬間は貴重だ。

みなさんは仕事でこの感覚がありますか?
僕はこれを体感したくてがんばったりしているのかもしれません。
もちろんBWでもそうですが、 クライアントやパートナー会社との連携により、 一つの目的を達成する時は常に「時間の神様」からのご褒美を頂けるように、 全力で行きたい(生きたい)と思います。
もちろん独りでがんばってもダメですよね。

何か新しい企画やプロジェクトがある時に、 このコラムで呼びかけをするかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。
きっと儲かりそうにない企画で、BWでも誰もやろうと言ってくれなくて、 僕が独り騒いでいる時にそうなる可能性がありますので、 応募される時はくれぐれもご注意ください。

東京に戻りマンションに帰って、赤福を一気に3つ食して、 お風呂に入って就寝。
おっと、もちろんDVDをセット!
今日はレース前とレース後に見ることになっている、 お決まりの「ドリブン」です。
シルベスター・スタローンが演じるのは、 自信を取り戻そうと再度、モータースポーツの世界に 舞い戻るジョー・タント役。

がんばれ下山!

Zzz・・・


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