社長コラム

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起業から株式会社に至るまでの軌跡

第5話 挑戦

突然、目の前がパッと広がったような気がしました。


それからの私は別人のようでした。
その秀でた物がマウスパッドだったのではないでしょうか。
そう今も私の手許にはガラス製のマウスパッドがあります。
世界に10枚しかないマウスパッド。


独立して数ヶ月経って、私は仕事を楽しむようになってきました。
ある時、自分が使っているマウスパッドを見た時にあまりにもありきたりで面白くなかったので、大阪の日本橋に新しいマウスパッドを買いに出かけました。
その時にどれを見ても何故か買う気がせずに家に帰ってきました。
「自分にあったマウスパッドが欲しいなあ」。
これがきっかけとなり今のパソコン業界にはないマウスパッドを自分で作ってやろう!何故かそこまで派生して私の制作が始まりました。
当時はWindows95の追い風でパソコン業界は賑わっていました。
またその中でも飛びぬけていたのがマイクロソフト社でした。
私は当時、マイクロソフト製品が大好きで、やはりWindowsの旗がなびいているあのロゴを使ったマウスパッドを自分の製品に加えたいという要望にかられていました。
考えてみると無茶苦茶ですが、本当に無知ほど強いものはないと今でも思います。
ロゴを使う上では当然、ライセンス等の問題が出てきます。


私は迷わずマイクロソフト社に電話をかけていました。
ただ担当の方に行き着くまでには思ったほど時間は掛かりませんでした。
ホームページからマイクロソフト社の電話番号を調べ電話をかけてみることに。
「ライセンスのことでお電話させて頂いたのですが」と私が言うと「担当部署に回しますので、しばらくお待ちください」との返答が。
しばらくすると担当者の方の声が電話口から聞こえてきました。
私は自分が独立したばかりで、またシステム開発やハウスメイドのパソコンを作って販売しているなど自分の今の現状を必死で話をしました。
また本題であるマウスパッドを作りたいので、マイクロソフト社のロゴを使わせて欲しいという話をさせて頂き、またその製品をマイクロソフト社から販売してもらいたい旨を伝えました。
そしてそのマウスパッドは普通のマウスパッドではなくガラスのマウスパッドでロゴ部分を立体的に掘り込んだ今までにない高級感あるマウスパッドであることを、時間にして電話で40~50分ぐらいお付き合いしてもらって説明させて頂いた記憶があります。
マイクロソフト社の担当の方からは「私の一存では決めかねますので、後日、改めてお電話させて頂きます」とのお言葉を頂き電話での交渉は終了しました。
私は何かしら憧れの人と会ったかのように興奮していました。
電話を切ると同時に私は私が作りたいマウスパッドの素材とそれを加工して頂ける会社の社長様にお電話をさせて頂き、このマイクロソフト社とのやり取りの一部始終をお話させて頂き、協力して頂きたい旨を伝えました。
またロゴをどのように見せればいいか、デザインに関しても知り合いのデザイナーにお願いすることにしました。
まだマイクロソフト社からなんの連絡もないのに、ただ電話でお話をさせてもらっただけなのに、何かが始まるような気がしてその期待感でいっぱいでオリジナルのマウスパッドを作るための準備を日々開発やパソコンの組み立てをしながら進めていきました。


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